車両部計画課
佐藤 崇仁
- 現在までの経歴
- 2017年4月 入社
- 2017年7月 車両部 整備課 技術担当
- 2018年7月 車両部 計画課 計画担当
- 2021年1月 車両部 計画課 設計担当
INTERVIEW Vol.4
新型車両3200形の
開発を担当し
イチから電車の仕様や
コンセプト作りに携わる
3200形導入に向けメーカーと何度も協議
入社後、車両部整備課でモーターや制御装置などの整備に携わり、その後、現在の車両部計画課で仕事をしています。計画課は大きく計画担当と設計担当の2つに分かれています。最初に配属された計画担当の主な業務は、車両設計以外の全般になります。 例えば、2019年に導入した新型車両3100形関連では車両紹介原稿執筆、試乗会企画、ノベルティグッズやパンフレットの製作等の業務に携わっていました。そして2021年1月からは設計担当として、車体や台車、ブレーキ機器等の更新・改造に係る設計業務をしています。中期経営計画D1プランに掲げられている、次期新型車両3200形の導入に向け、仕様検討にもゼロから携わっています。発注者として仕様やコンセプトなどの要望をメーカーに伝えて、車両をメーカーとともに作り上げていくイメージですね。お客様に安全、快適な車両を提供するために整備士や乗務員等の意見も踏まえながらよりベストな車両を作り上げるために納得するまで何度も協議を重ねています。
車両部にいるからこそよりわかる徹底した安全対策
電車の仕様を決める際、一番大切なことはお客様に安全安心、快適を提供することです。安全安心から外れていないか?という考えを根底に、慎重に検討するよう心掛けています。例えば鉄道業界ではフェールセーフという考え方があります。装置が故障したら安全側に動作するようにシステム構築されています。今の部署にいるからこそ、電車は驚くほどいろいろな機器で構成されていて、過去の経緯等も含めて様々な対策がとられている安全な乗り物なのだということを実感します。
幅広く活躍できるゼネラリストになるために
京成電鉄では、ゼネラリストとして幅広い業務に携われることに魅力を感じています。ずっと車両部にいるので、どちらかというと社内ではスペシャリストよりかもしれませんが、車両部のなかでも全体を見るような仕事にも関わっていますし、他部署と連携して進める仕事もあります。もっと様々な分野で知識や経験を身に付け、オールマイティに活躍できるゼネラリストになっていこうと思っています。初任配属から車両部にいますが、入社当時は鉄道車両の知識はほとんどありませんでした。それでも知識を蓄えていけば、電車作りにも関われるようになるんです。京成電鉄は自分の適性や実は得意だったことなどを知り、自分自身の可能性を引き出し、成長できる会社です。
ある1日の流れ
9:30 | メールチェック |
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10:00 | 車両メーカーと新型車両の打合せ |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 車両基地で改造工事立会い |
16:30 | 工事工程の打合せ |
18:00 | 帰宅 |