東京ベイシティ交通㈱出向
遠藤 千春
- 現在までの経歴
- 2010年4月 入社
- 2010年7月 経営統括部経営計画担当
- 2014年7月 運輸部旅客サービス課(営業制度・駅務機器担当)
- 2016年7月 運輸部営業課(インバウンド担当)
- 2017年7月 国土交通省観光庁外客受入参事官室 派遣
- 2019年7月 (公財)東京オリンピック・パラリンピック組織委員会 派遣
- 2021年1月〜2022年4月 産休・育休
- 2022年5月 育休より復職 運輸部営業課(課長補佐)
- 2022年7月 東京ベイシティ交通株式会社 出向
INTERVIEW Vol.7
インバウンド事業や
観光庁勤務などの
経験を成長の糧に
海外の旅行博に参加しスカイライナーを世界にPR
現在は京成グループのバス事業者である東京ベイシティ交通に出向して業務にあたっていますが、それまでに様々な部署に配属され、多くの経験を積んできました。入社して約4年間は経営統括部経営計画担当として、中期経営計画や企業理念などグループを含めた会社全体の方針に関わる業務に携わりました。その後、運輸部旅客サービス課制度機器担当へ異動。例えばICカードの細かな取り扱い方について同業各社との調整や、駅職員に教育する業務を行なっていました。また、スカイライナーの訪日外国人旅行者向け割引乗車券の海外への販促も並行して行なっていました。2016年7月には専任のインバウンド担当となり、台湾や香港、韓国、マレーシア、タイなどの海外の旅行博にも参加してスカイライナーのPRを実施。海外向けの戦略を立ててたくさんの取引先を開拓していったのですが、やればやるだけの成果が返ってくるので達成感と共に充実感も大きかったです。
京成グループ外の職場で新たな価値観に触れる
2017年7月には国土交通省観光庁へ出向し、増加する訪日外国人旅行者に対する日本の受け入れ環境の整備に取り組んでいました。日本国内の交通アクセス、多言語案内、Free Wi-Fi、観光案内所、医療体制などの満足度について訪日外国人旅行者へアンケートを取ったり、特に日本の鉄道網は複雑で、外国人旅行者にとってわかりにくいため、車内や駅の外国語案内を強化する施策などに取り組みました。全国の民間の鉄道会社からの出向者とともに勤務していましたが、連帯感があって楽しかったですね。2019年7月には、(公財)東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に出向し、試合当日に大勢の観客で鉄道駅の混雑が予想されることから、混雑緩和対策を鉄道会社と検討したりしました。結局、無観客になってしまいましたが、組織委員会では同業の鉄道会社からのみならず、異業種の企業や地方自治体からの出向者もたくさんおり、ここに来なければ出会うことのなかった方々と一緒に仕事をするのは新鮮でした。京成電鉄の社員が一人もいない職場で働くことは今思えば貴重な経験で、対応力が身に付きました。京成電鉄では数年毎に人事異動があり、様々な環境で働くことができます。私は京成グループ外でも勤務しましたが、職場が違えば価値観も違ってきます。新たな価値観に触れると、次以降の場所で活かすことができるんです。それは一つの場所だけにいては、できないことだったと思います。
産休・育休後、時短勤務のワークスタイルで育児と仕事の両立へ
約1年3ヶ月の産休・育休を経て、東京ベイシティ交通の営業として時短勤務しています。バス事業に携わるのは初めてでわからないことが多いですが、バスのダイヤ改正業務などに関わりながら理解に努めています。また市のコミュニティバスの運行も行っていることから市役所とのやり取りや、広告出稿やHPなどでのお客様向け案内、近隣企業等へ貸切バスの提案も業務になっています。育児と仕事の両立は大変ですが、時短勤務しながらも仕事で成果を出していけるよう頑張らなければと思っています。周りの人たちにも打合せの時間を調整してもらうなどすごく協力してもらっていて「時間大丈夫ですか?」といった声をかけてもらえるのはとても有難いです。日常の些細な出来事を通じて、京成グループの人柄の良さと働きやすさを実感しています。
ある1日の流れ
9:00 | メールチェック |
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9:30 | 社内関係会社と打合せ |
11:00 | 提案資料作成 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 市役所へ訪問 |
15:30 | 事務作業 |
16:00 | 退勤 |