2010年の成田スカイアクセスの開業に合わせて登場しました。3代目京成スカイライナーとして新幹線を除く列車では日本最速の時速160kmで走り、都心と成田空港を最速36分で結びます。
車両のデザインは、世界的に著名なファッションデザイナー・プロデューサーの山本寛斎氏によるもので、外装のデザインコンセプトは “風”で颯爽と走るイメージを、内装のデザインコンセプトは“凛”で市松模様や白・藍染の色を使用して和を意識しています。
サービスの面では、各車両に防犯カメラを備え、キャリーケース等も置ける荷物置き場やゆとりあるシートピッチ、車椅子スペース・多機能トイレ等も備えて様々なお客様にご利用いただけるようにしています。
空港輸送の原点に回帰する意味を込めて、初代京成スカイライナーと同じ「AE形」と名付けられた3代目京成スカイライナー。“Airport Express”として、当社のフラッグシップトレインとして、これからも空の旅への期待と興奮を乗せて走ります。
登場 | 2010年~ |
編成 | 8両 |
営業運転 最高速度 |
時速160km |
受賞歴 | ・2010年度グッドデザイン賞受賞 ・2011年ブルーリボン賞受賞 |
「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」をコンセプトに、新京成電鉄(80000形)と共同開発した京成グループの新しい標準車両です。外観デザインは、先頭形状に絞りや折りを取り入れたほか、急行灯・尾灯は上部から降りてくるラインに合わせ、シャープな形状としています。
また、成田スカイアクセスの案内カラーであるオレンジを取り入れ、飛行機や沿線各所のイメージイラストを車体に描くなど、成田スカイアクセスを走行することをより分かりやすく表現しています。
車内設備においては、多様化するニーズと空港輸送という路線の特性に対応すべく、座席の一部を折り畳み式として、スーツケースなどの大きな荷物を置けるスペースにできるほか、防犯カメラ、プラズマクラスターイオン発生装置※、フリースペースなどを導入しています。
※プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。
登場 | 2019年~ |
編成 | 8両 |
営業運転 最高速度 |
時速120km |
2003年に登場し、通勤型車両の主力として活躍しています。京成グループの標準車両として新京成電鉄(N800形)・北総鉄道(7500形)・千葉ニュータウン鉄道(9200形)の車両の設計ベースともなっています。
3700形を設計のベースとしつつ、時代のニーズに応える車両をコンセプトとしました。前面中央には大型の行先、種別表示器を搭載しています。また、貫通扉を車掌側に寄せ、運転室ガラスを左右方向に拡大しています。バリアフリー対応として車椅子スペースを先頭車に設けているほか、優先席部の荷棚・つり革は一般部よりも低く設置しています。その他、製造時期によって機能を強化させており、サービスレベルの向上と省エネルギー化を図っています。
登場 | 2003年~ |
編成 | 6両・8両 |
営業運転 最高速度 |
時速120km |
北総鉄道(京成高砂~新鎌ヶ谷)の開業に合わせて登場した通勤型車両です。主要機器はAE100形(2代目京成スカイライナー)と共通であるほか、1991年~2002年までの11年間に渡って製造されており、4次車以降は車号が3800番台となっています。6次車からは前照灯が正面から窓上に変更されるなど外観の変化もあり、製造時期によってマイナーチェンジが行われています。
登場 | 1991年~ |
編成 | 6両・8両 |
営業運転 最高速度 |
時速120km |
京成電鉄初のオールステンレス車両です。通勤型車両としては京成電鉄初となるT字型ワンハンドルマスコンや回生ブレーキ付界磁チョッパを採用した制御方式など、初代AE形との共通点が多く、製造当時の先端技術を採用しています。改造工事により、VVVF制御装置を搭載した4両編成も活躍しています。
登場 | 1982年~ |
編成 | 4両・6両 |
営業運転 最高速度 |
時速105km |
3500形は1972年から登場した京成電鉄初の冷房車両であり、鋼製フレームにステンレス外板を取り付けたセミステンレス製の車両です。1996年から車体を改修しており、外観上はスカートの装備やフロントガラスや黒塗り部分の拡大などを行い、車内設備も冷房装置の更新や車椅子スペースの設置などを行っています。
登場 | 1996年~(更新車) |
編成 | 4両(6両・8両に併合可能) |
営業運転 最高速度 |
時速105km |
AE100形(2代目京成スカイライナー)の導入により、使用されなくなったAE形(初代京成スカイライナー)の台車などを再利用した通勤型車両です。製造当時の主力車両であった3700形をベースとした設計ですが、車体は鋼製で、ベースカラーが青みがかかったライトグレーとなっているのが外観上の特徴です。
登場 | 1993年~ |
編成 | 8両 |
営業運転 最高速度 |
時速105km |
1991年の成田空港ターミナルビル乗り入れ(現・成田空港駅)に備えて製造された2代目京成スカイライナーとなった車両です。外観は空気抵抗の少ない流線形上のボディに、初代AE形のカラーコンセプトをベースとして「鳥の翼」をアレンジしたカラーリングとなっています。また、都営地下鉄線や京浜急行線への乗り入れも可能となるように車体前面に貫通扉が備えられたのも特徴です。
1998年11月のダイヤ改正以降は、京成本線を経由して日暮里から空港第2ビル駅まで最速51分で運行していました。2010年7月の成田スカイアクセス開業後は「シティライナー」として京成本線を走行していましたが、2016年2月をもって全車両が引退しました。
営業期間 | 1990年~2016年 |
営業運転 最高速度 |
時速110km |
成田空港線開業に備えて製造された日本初の空港特急車です。形式の“AE”は“Airport Express”の頭文字、“スカイライナー”という名前は全国からのアンケートによって決定しました。
1978年の成田空港の開港に先駆けて、1973年12月から京成上野~京成成田で運行を開始、1974年に第11回ブルーリボン賞を受賞しました。登場時はマルーンとクリームの2色塗り、1983年からは塗装を塗り替えてイメージアップを図りました。1990年の2代目京成スカイライナー(AE100形)の導入に伴い、1993年までに全て引退しました。
営業期間 | 1973年~1993年 |
営業運転 最高速度 |
時速105km |
受賞歴 | 1974年ブルーリボン賞 |
都営地下鉄1号線(浅草線)に日本初の地下鉄相互乗り入れ用車両として1959年に登場しました。登場時は上下がダークグリーン、窓周りがライトグリーンの「青電」の色でしたが、1960年にオレンジとクリームの色に塗り替えて「赤電」の愛称で親しまれました。
営業期間 | 1959年~1991年 |
営業運転 最高速度 |
時速105km |
1931年に青砥~日暮里間の開通に備えて登場しました。上下がダークグリーン、窓周りがライトグリーンに塗り替えられてからは「青電」と称されました。1976年から1978年にかけて新京成電鉄に籍を移し、その後は1990年まで活躍しました。
営業期間 | 1931年~1978年 |
営業運転 最高速度 |
時速100km |
宗吾車両基地は、1966年(昭和41年)に宗吾車庫として建設されました。当時は検車部門のみでしたが、1982年(昭和57年)に津田沼第1工場・第2工場を統合移転し、宗吾車両基地となりました。
現在は京成電鉄の総合的な車両検査施設として、安全・快適な鉄道運行を守るため、多くの職員が日々の点検作業にあたっています。
また、敷地内では、歴代スカイライナーや「赤電」「青電」の愛称で親しまれた車両を保存し公開しています。
見学内容 | 車両検査作業の見学(主に工場建屋内)※見学内容は当日の作業内容等により変動があります。 |
見学日時 |
月曜~金曜(祝日含む) 午前10時から約1時間
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見学人数 | 保護者含む5名まで※小学生以下の方は保護者の同伴が必要です。 |
以下の内容をよくお読みいただき、
ご了承の上でのお申し込みをお願いいたします。
予約時 |
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見学当日 |
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基地内で |
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受付時間 |
月曜~金曜(祝日含む) ①午前9時~正午 ②午後1時~午後4時※土日、年末年始(12月30日~1月3日)は受け付けておりません。 |
予約方法 |
宗吾車両基地見学 ご予約専用ダイヤル 043-497-3391より、以下4点をお申し出ください。
お預かりした個人情報は本見学の受付整理目的以外には使用しません。 |
注意事項 |
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